【ライター必見】取材用のカメラの基礎知識・使い方【初心者講座・基礎知識その1】

ライターの皆さん、カメラの使い方は完璧ですか?

文章は慣れてきたけど、カメラは難しくて…と苦手にしている人も多いかと思います。

今や誰もがスマホで撮影できるアプリを使えば簡単に写真を撮れる時代とはいえ、ある程度の規模のメディアの場合、一眼カメラなどでしっかりと撮影した写真を載せます。

「カメラも使えます!」というライターの方が仕事の幅が広がるのは言うまでもありません。

もちろん、編集者もカメラを使えた方が仕事の幅が広がるし、強みにもなります。

自分も写真に関する知識と技術があったからこの業界に残ることができたと言っても過言ではありません。

「カメラって難しいんでしょ?」という方もいるかもしれませんが、実はとっても簡単。

自分も映像系の学校に入る前はちんぷんかんぷんでしたが、コツさえ分かれば簡単に基礎が身に付きます。

ということで、これから何回に分けて、ライター向けのカメラの基礎知識、カメラの使い方について解説したいと思います。

さらに割のいいお仕事が欲しいと思う人は、この機会にカメラの扱えるライターになりましょう!

目次

はじめに

単純にカメラの使い方をマニュアルとして覚えるよりも、何故その作業が必要かをある程度頭に入れておくとより理解が深まり、応用が利くからおすすめです。

重要なところはピックアップして詳しく、難しそうなところはできるだけ避けながら説明していきたいと思います。

写真は被写体の光を撮影するもの

面倒くさいかもしれませんが、まずはカメラ内でどうやって写真が撮影されるかから解説していきたいと思います。これを知らないと全ての概念が理解できなくなってしまいます。この機会にきっちり学びましょう。

さて、カメラはどのようなプロセスで被写体を撮影しているか分かりますか?

ざっくり正解を言うと

STEP
被写体の光をレンズが集める
STEP
レンズが集めた光を画像センサーが記録する
STEP
画像センサーが記録した光を内部処理をして写真データとして記録する

この3つのプロセスを経て画像にしています。つまり、光がないと写真は絶対に撮れません!

当たり前のことですが、これは非常に重要なことなので絶対に覚えておいてください。

光は外的要因。カメラは、残りのレンズ、画像センサー、内部処理を担います。

値段の高いカメラはレンズ、画像センサー、内部処理の質が違います。

カメラで写真を撮るプロセスは分かった。でも、同じ場所で撮影したら明るくなったり暗くなったりするけど…と疑問の湧いた人は鋭い。

カメラ側も画像センサーに光を当てる際、実はいろいろな処理をしています。

具体的には、わざと光を少なめに当てて暗めの写真を撮ったり、光を多めに当てて明るい写真を撮ったりします。

カメラの光量を調整する要素は2つ

では、カメラはどのような形で光量を調整しているのか。主に2つの要素で変えています。

  • シャッタースピード
  • 絞り

何その2つの言葉? あぁ無理! 分からない…

という人も、これから説明するので大丈夫! もう少しだけ辛抱してこの2つの用語をマスターしましょう。

それでは次からシャッタースピードと絞りを解説していきます。

シャッタースピード

シャッタースピードとは何でしょう?

まずは、カメラメーカーのサイトを見てみましょう。

“シャッタースピードとは、シャッターが開いている時間のことです。

シャッタースピードを速くすると、シャッターが開いている時間が短くなるため、光が撮像素子に当たる時間が短くなります。

光が撮像素子に当たる時間が短いと、暗い写真になります。

逆にシャッタースピードを遅くすると、光が撮像素子に当たる時間が長くなり、明るい写真になります。”

出典https://www.nikon-image.com/enjoy/phototech/manual/04/02.html

ここでいう撮像素子とは、画像センサーのこと。通常カメラの画像センサーは、光が入らない仕組みになっていてシャッターを開いた時だけ光が当たるようになっています。

シャッタースピードはシャッターを開いている時間のことを指します。

突然ですがここで問題です。シャッタースピードは速い方と遅い方、どちらの方が光量を多く取れるでしょうか?

正解は…

遅い方

遅い方がセンサーに光が当たる時間が長くなるから当然ですよね。

まとめると、シャッタースピードが遅くなるほど光量は多くなり、シャッタースピードが速くなるほど光量は少なくなります。

シャッタースピードはカメラを理解するのに非常に重要な概念なので、この機会にしっかりと覚えましょう!

絞り

次は絞り。

正直、ここでつまづく人がかなり多いです。

正確に覚えようとすると物理の概念を説明しないといけないから本当に大変。でも、ある程度知識として身に付けておかないと、この先で必ずつまづきます。

この難しい概念をカメラメーカーさんはどう説明しているのでしょうか?

絞り値とは、レンズを通って撮像素子上に写る像の明るさのことです。

絞り値はF1.4、F2、F2.8、F4、F5.6、F8、F11、F16、F22、F32のように表されます。

F+数値で表され、F値やFナンバーと呼ばれることもあります。

絞り値を変えると、絞りの開き具合が変わり、レンズを通る光の量が変わります。

絞り値を大きくすると、絞りが絞られてレンズを通る光が少なくなり、絞り値を小さくすると、絞りが開かれてレンズを通る光が多くなります。

出典https://www.nikon-image.com/enjoy/phototech/manual/04/04.html

どうでしょう? 分かりましたか?

撮像素子上の明るさ?分かるような分からないような…。

カメラメーカーもボヤっとした解説をしちゃうくらい、絞りの概念をちゃんと説明するのは難しいってことです(笑)。

正確に言うと間違っていますが、初心者のうちは「絞り=レンズに入る光を意図的に絞りこんで(塞いで)光量を調整する方法のこと」という認識でOKです。

通常はレンズ内にある羽根を使って光量を調整しています。

絞りを開放すると、このように羽根は見えません

前述されているようにという値で絞り具合を表します。

f値が小さければ小さいほど取り込む光量は多くなり、大きければ大きいほど取り込む光量は少なくなります。

f値が小さくなることを絞りを開放する、f値が大きくなることをり込むといいます。

つまり、光量を多くしたい場合は絞りを開放する(fを小さくする)、光量を少なくしたい場合は絞り込む(fを大きくする)ということになります。

まとめ

さて、今回のおさらいです。

今時のカメラは以下の3つのプロセスを経て撮影されています。

STEP
被写体の光をレンズが集める
STEP
レンズが集めた光を画像センサーが記録する
STEP
画像センサーが記録した光を内部処理をして写真データとして記録する

そして、画像センサーの光量を調整する方法は以下の2つ。

  • シャッタースピード
  • 絞り

シャッタースピードは速ければ光量が減り、遅ければ光量が増える。

絞りは絞り込む(f値が大きい)ほど光量が減り、開放気味になる(f値が小さい)ほど光量が増える。

最後に、ちゃんとできたか確認用に問題を出します。

写真を明るくしたいと思ったらどうすればいいでしょうか?

この記事で習ったことを理解していれば、すぐに答えられると思います。

正解は…

シャッタースピードを遅くする

or

絞りを開放する(f値を小さくする)

ですね。

まずはここまで、しっかりと理解しましょう。

今回紹介した概念はこれから先何度も出てくる基礎中の基礎なので、ちゃんと理解しましょう。基礎をしっかり身につけなければいつまで経ってもカメラ使い方を覚えられません。

次回はこの続き、露出とISO感度についてお話ししたいと思います。

続きはこちらの記事に記載しています。興味のある人はクリックしてみてください。

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