【ライター必見】取材用のカメラの基礎知識・使い方【初心者講座・基礎知識その2】

今回は前回投稿した内容の続編。カメラ撮影が苦手という記者・ライターに向けてカメラの基礎知識・使い方をご紹介します。

前回を踏まえてさらに突っ込んだ内容を説明していきたいと思います。

目次

カメラの基礎知識のおさらい

まずは、前回の内容を簡単におさらい。カメラは被写体の光を記録するもの。だから写真を撮る際には必ず光が必要。

カメラ及びレンズ内で光量を制御する機能は

シャッタースピード

絞り

の2つ。ここまでを解説しました。詳しい内容が知りたい人はこちらをご覧ください。

カメラ撮影に重要な概念、露出・ISO感度

さて、今回はカメラを撮るのに重要な概念、露出・ISO感度の説明と前回学んだシャッタースピード、絞りの数値がどう対応するかを解説していきます。

これを知ると写真の明るさを自由に調整できるようになります。どちらもカメラの基礎知識でもありよく使う項目ですので、この機会にしっかりと覚えましょう。

露出

露出とは何でしょうか?

端的に言うと、写真を撮る時に画像センサーに当てる光量のこと。画像センサーも万能ではないので、一度に記録できる光の量には限界があります。

写真を撮影する際は、適切な光量、つまり適正露出値を取る必要があります。露出値はEVという単位で表されます。

コンパクトデジカメや一眼レフカメラでは画面内では下記のように表示されます。

キャノンの一眼レフの場合

ちなみに適正露出値は0EVで、光量が多くて明るい場合は+光量が少なくて暗い場合はーと表記されます。上記の画面上は適正露出値0EVの時の状態です。

ISO感度

さて、ここからちょっとややこしくなりますが、画像センサーに関して新たな説明を加えます。

今やカメラといえば、99.99%デジタルが使われていますが昔はアナログが主流でした。アナログの場合は画像センサーなどなく、フィルムに直接光を当てる方式で写真を撮影します。すると当然、電子的な小細工が使えないため、光量を少なめで撮りたい時と光量を多めで撮りたい時、それぞれ違うフィルムで撮影されていました。

そこで使われていたのが光に対してどれだけ反応するかを表す数値、ISO感度です。

ISO感度が低いフィルムだと、光に対して鈍感に反応するため光量が多めの晴天を、ISO感度が高いフィルムだと光に対して敏感になるため暗い夜景を撮れるようになります。

実はこの仕組み、デジタル時代でも同じように採用されていて、フィルム時代のISO感度を画像センサーで擬似的に再現しています。

ISO感度は100で写る画質がベストといわれていて、そこから数値が離れれば離れるほど画質が劣化していきます。

キャノンの一眼レフの場合

基礎知識のまとめ

さて、ここまで露出とISO感度を解説しました。

一度整理するために、今日習ったことと前回学んだことをまとめましょう。

  1. カメラは被写体の光を記録するもの(だから写真を撮る際には必ず光が必要)
  2. 写真には適正の露出値(EV)を設定する必要がある
  3. カメラ及びレンズ内で光量を制御する機能はシャッタースピード絞りの2つ
  4. ISO感度という画像センサーが光にどれくらい反応するのかの数値がある

ここまで覚えていれば2回分の内容はしっかりと理解できています。

よく分からないという人は、前回の記事と併せて再度復習してみてください。

上記をしっかり覚えたら、いよいよカメラの使い方について学んでいきましょう。

カメラの基本的な使い方

カメラの基本的な使い方は以下の4つです。

STEP
撮影シーンに合わせたフィルム(ISO感度)を選択する
STEP
適正露出(EV)を計る
STEP
適正露出にあわせてシャッタースピードと絞りを設定
STEP
撮影

たったこれだけ!

すごい簡単でしょ?

ここいやいや難しいよ…無理無理。適正露出とか分からないし。どのフィルム感度選べばいいか判断がつかない。

という人もいるかもしれません。

安心してください!

今のカメラは超高性能です。

適正露出はカメラが常に計測してくれるし、適正露出に合わせて自動で撮影してくれる機能があります。

それが、カメラについているPモード(プログラムオートモード)。

このモードに合わせていれば基本的にシャッターを押すだけで勝手に写真が撮れます。

iPhoneやスマホのカメラはプログラムオートモードで自動計測して撮影しています。

キャノンの一眼レフの場合

全体的に写真が暗いなと感じる場合は、撮影時の露出値(EV)を上げれば明るめの写真を、下げれば暗めの写真を撮れます。

EVは1/3単位もしくは1/2単位で表され、段という単位を使います。1段上がると光量が元の倍になります。段の概念は次回以降に説明するので覚えておいてください。

前回と今回で説明した写真の基礎を頭に入れた上で、カメラを使うときは全部Pモード。

実際に撮影してみて、見た目が明るいか暗いかを目で判断してEVを上げたり下げたりして調整する。

これができるようになれば、カメラを扱えるライターの入り口には立てていると思います。

これで十分だという人は、カメラに関する学習をここまでにして、あとは一眼カメラを使うかコンデジを使うか、もしくはスマホを使うのかを判断してください。

いずれ各機種のメリット・デメリットもこちらで扱おうと思います。

「せっかくここまで学んだから、もう少し頑張りたい」という人は、次回以降さらに踏み込んだ解説をしていきたいと思います。

最終的にこの講座を全てマスターしたら、マニュアルでしか撮影できないくらいのライターに育てるつもりです(実際、自分もマニュアル以外では撮影していません)。

今日学んだ概念、露出、ISO感度はシャッタースピード、絞りと並んで超重要概念なのでこの機会にしっかりと覚えてください!

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