【超初心者向け】まず身に付けたいインタビュー術5選【基礎編】

ライターや記者、編集者になった際、一番最初に立ちふさがる壁は何だと思いますか?

ライティングや取材交渉、いろいろあると思います。おそらく多くの人の壁となるのがインタビュー取材でしょう。

原稿だと素材と向き合い時間をかけて取り組むことができますが、インタビューだと本番一発勝負。一度失敗したらやり直しがきかないことは未経験者でも想像できると思います。

こういう話をすると余計にプレッシャーがかかるかもしれませんが、編集者・ライター・記者の腕前を語る上でインタビュー力というのは欠かせません。

これまで自分は、ライターのインタビュー取材に200回以上同席していますし、自らも1000回以上インタビュー取材を行っています。普通の人よりも経験値を積んでいるせいか、他の編集者・記者と比べてもインタビュー取材は上手な方だと思います。

ということで今回は、インタビュー力アップのための5つのコツをご紹介します。すべて達成できれば初心者マークを卒業したといっても過言ではありません。

編集者・ライター・記者を目指す方にとって覚えておいて損はない内容ですので、参考にしてみてください。

目次

超初心者がまず身に付けたい5つのインタビュー術

まずは5つの条件をご紹介します。それぞれインタビュー前、インタビュー開始時、インタビュー中とシチュエーションが違います。

インタビュー前
  • 取材対象者の経歴を調べる
  • 取材で聞きたいことを事前にまとめる
インタビュー開始時
  • 取材対象者と同行者にきちんとあいさつをする
インタビュー中
  • インタビューの時間配分を考える
  • 相手の目を見て話すようにする

他にもたくさん気を付けることはありますが、初心者のうちはこの5つに気を使うだけで精いっぱいかと思います。中には「これくらい当たり前だよ」という方がいるかもしれません。でも意外にできていない人が多いんですよ。

次から、各項目を詳しく解説していきます。

取材対象者の経歴を調べる

取材をするなら当然、相手がこれまで何をきたのか、今何をしているのかを調べましょう。フリーで取材を受けている場合、範囲外のことでもインタビュー取材を担当することもあります。そんな時に予備知識なしで臨んだらどうなるか…想像しなくても分かりますよね。

特に初心者の頃は、しっかりと相手の経歴を調べてからインタビューに臨むようにしてください。

取材で聞きたいことを事前にまとめる

これも経歴を調べるのと並行して行いましょう。インタビューの質問順を1から決めるのではなく、事前に質問の種類を

  • 必ず聞きたいこと
  • できれば聞きたいこと
  • 話題に困ったら聞きたいこと

の3種類にカテゴリー分けすることをおすすめします。慣れないうちは流れるようにインタビューをするのはまず無理なので、必ず聞きたいことを優先的に質問してください。

  • できれば聞きたいこと
  • 話題に困ったら聞きたいこと

上記は後回しにして構いません。事前に質問内容をカテゴリー分けしておけば、当日最低限聞かなきゃいけないことが明確になります。最悪、インタビュー相手と気まずい雰囲気になろうが、その項目だけ聞ければ記事は書けます(笑)。

とにかく一番ダメなのは、相手から何も聞けずに記事が書けないこと。それを避けるために何を聞かなきゃいけないか、取材前にきちんと質問項目を整理しましょう。

取材対象者と同行者にきちんとあいさつをする

当たり前だろ!って突っ込みがくるかもしれませんが、緊張のせいか意外とできていない人が多いんです。インタビュー前はもちろんのこと、インタビュー後もきちんとあいさつをしましょう。

できれば相手が引かない程度に、笑顔で元気よく。取材前のあいさつからインタビューが始まっているのをお忘れなく!

時計を確認してインタビューの時間配分を考える

おそらく、慣れないインタビューで取材中は緊張するでしょう。おそらく感覚がマヒして、あと何分くらい時間が残されているのか分からなくなると思います。そんな時に便利なのが腕時計。

インタビュー前とインタビュー中に時間を確認して、絶対に聴きたい質問の内容と残り時間を逆算しましょう。当日混乱しそうなら、事前にシュミレーションしてもいいかもしれません。

インタビューする部屋に時計がないかもしれないので、初心者の頃は必ず腕時計を持ち歩きましょう。

腕時計を含め、取材時に必要なものを別記事にまとめています。気になる人はこちらの記事もご覧ください。

相手の目を見て話すようにする

慣れないインタビューで緊張すると質問事項が飛び、確認のためについ取材用のメモを見てしまうという気持ちは分かりますが、できるだけメモを見る回数を減らしましょう。取材相手の気持ちになって考えてみてください。相手の目を見て真剣に話をしているのに、質問者の目線はずっとメモばかり…これでは、相手の気分が乗りませんよね。

また、年配のライター・記者に多いですが、取材ノートに相手の言ったことを必死にメモをする古き良き取材方法を採用するのは、個人的にやめた方がいいと思います(囲み取材とかは別ですが…)。

今はボイスレコーダーで手軽に音声を記録できる時代です。できるだけ相手の目を見て話してください。その方が取材相手も親身になって話してくれるはずです。

まとめ

いかがでしたでしょうか? 初心者の方にも分かりやすく、すぐに実践しやすい項目ばかりだったと思います。

「5つのコツを実践したけど、どうしても緊張してうまくいかない」という場合、駆け出しの頃限定でインタビューを簡単にする魔法の言葉があります。

それは「実はインタビュー取材が初めてなんです。だから、すごく緊張しています」と相手に素直に伝えてしまうこと。

取材慣れしている方だと、こちらの事情を察して、いつも以上に親身になって答えてくれると思います。自分も最初にインタビュー取材を担当した方に初めてだということを正直に伝えました。すると、インタビューイが喜んでくれて、こちらのつたない質問にも一つひとつ丁寧に答えてくださいました。10年以上たった今も、その人と会うたびに当時の話で盛り上がります。

インタビュー前
  • 取材対象者の経歴を調べる
  • 取材で聞きたいことを事前にまとめる
インタビュー開始時
  • 取材対象者と同行者にきちんとあいさつをする
インタビュー中
  • インタビューの時間配分を考える
  • 相手の目を見て話すようにする

上記の5つを自然とできるようになれば、インタビュー初心者を卒業できるでしょう。インタビューに苦手意識のある人は、試してみる価値があると思います。

全て完璧になったという人は、さらにインタビューがうまくなるためのコツも書いていますので、こちらも併せて読んでみてください!

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