【基礎編】編集者・ライター・カメラマンなら必ず身に付けたい編集用語辞典【紙媒体中心】

どの業界でもそうですが、業界用語って分かりにくいですよね。前にもお話したかもしれませんが、私は今の会社に入るまで編集に関する知識が全くありませんでした

その自分が入社して一番困ったことは独特の業界用語です。

どの業界にも特有の用語がありますが、編集業界の言葉は普通に生活していると習うことがなく、分からないことだらけ。しかも、知ってて当然のような感じで対応されたから、新人の頃は必死で勉強しました…。

編集志望者・ライター志望者・カメラマン志望者等、編集業界に携わりたいなら、業界に足を踏み入れる前に、ある程度基礎用語の知識を身に付けた方が絶対にお得です。なぜならみんな、知ってて当たり前のような対応をするから。知識がないと、「えっ、こんなことも知らないの?」みたいな感じでびっくりされます。

毎回そんな反応されると嫌だし、知らない間に自分の評価が落ちてたりするかもしれません。実際そういう場面を何回も見てきましたからね…。こいつ編集のこと何も知らねえな…みたいなあの目…嫌だったな~。

新人の皆さん、そんな思いをするのは嫌ですよね。とはいっても、「編集用語はたくさんあって、事前に覚えるにしても何を覚えていいか分からない」という方も多いでしょう。今回、自分と同じ経験をしてほしくない…という思いで、これさえ知っておけばとりあえず大丈夫という編集の基礎用語をピックアップしました。

将来、嫌な思いをしたくない人は絶対に覚えてください。

ある程度身に付いているという人も、復習がてらこの機会に見直してみましょう。

目次

編集者・ライター・カメラマンなら必ず知っておきたい編集用語

WEB業界の情報はネット上に溢れているので、今回は紙媒体中心でお届けします。しかも、現役雑誌編集が仕事で使用している用語を厳選した、より実践向けの内容です。紙の方がWEBに比べて文字単価が高いから、フリーで活動されているWEBライターさんも紙の仕事も請け負えるようになると稼ぎが増えますよ!

それでは解説していきます!

ア行

赤入れ

修正指示を書き込むこと。

「朱書き」とも言います

昔は赤字で修正指示を書き込む人が多かったから、今でもこう言われています。

紙媒体だと、いまだに校正指示を書き入れるのに赤ペンを使っている人が結構います。ちなみに、自分は相当自信がない限り、怖くてペンで赤入れできません!

個人的には赤入れの際は濃い目のシャーペンを使うことが多いですね。

アキ

文字や行間を空けること。

「全角アキ」とかで使うことが多い。

校正中の会話でよく出てくる基礎用語だから覚えておくと便利です。

あたり

レイアウト用に使う仮画像のこと。

デザイナーとの会話でよく出てきます。

仮画像が間に合わない場合は、代わりに番号振ってあったりします。仮画像なんで大体解像度は低いです。

イキ

正指示を加えた後に、その指示を取り消して元のままの記号や文字でいくこと。

「ママイキ」ともいいます。

便利な校正記号ですが、乱用すると朱書きが複雑になり読みにくくなるから注意。なるべく使わないように、校正時は慎重に赤を入れるよう気を付けましょう。

色校正

色味がしっかり出ているかの試し刷りのこと

略して「色校」

紙媒体の場合、パソコン画面と実際の色が違うので色校正で色味を確認します。

印字のずれや写真の修正指示もこの段階で入れたりします。

奥付

巻末にある、誌面に関する情報が記載されている部分。

紙媒体だと通常、書名、著者名、発行者名(出版社名)、印刷所名、製本社名、発行年月日などを記載します。雑誌とかだと、編集後記が一緒に載っていたりする場合があります。

カ行

キャプション

写真や図解などに書く注意書きのこと。

略して「キャプ」

基本的に本文と区別するためにフォントや級数を変えているのが普通です。

級数

文字の大きさのこと。

「Q数」「Q」ともいいます。

キャプと同じく普段の会話でよく出てきます。

ゲラ

本来の意味は印刷所の試し刷り。

本来の意味とは少し違い「編集部がチェックした原稿をレイアウトに落とし込んだ段階のもの(記事等)」として使われることが多いです。

編集部内よりも、外部との折衝で使われることが多い用語です。クライアントから「ゲラのチェックさせてください」とかよく言われます。

校正

誤植などを直すこと。

通常はレイアウトされた試し刷りなどを使って誤りがないかチェックをします

校了

原稿の最終段階を終えて、印刷所に渡す最終段階にすること。

これ、人によってかなり認識が違うから注意が必要です。

ライターが使う場合は、「自分は見終わったから、あとは編集さんよろしく」という意味だったりします。編集者が校了の言葉を使うときは、相手に誤解を与えないように細心の注意を払いましょう

サ行

再校

2度目の校正のこと。

以降、三校・四校と校正を重ねるたびに数字が増えていきます。

初校

1度目の校正のこと。

同じ読み方でも「初稿」は最初の原稿のことを指す言葉だから要注意!

責了

正式名称は責任校了。

編集担当者や印刷所の責任を持って校了すること。

ゲラチェックや色校正でクライアントと話を進める際によく使います。

タ行

トルツメ

文字を直す際スペースも一緒に詰めること。

こんにちちは→こんにちは

この場合、重なった「ち」の片方をトルツメするといいます。この用語はめっちゃ使います!

ちなみに、文字を詰めたあとのスペースをそのままにする際は「トルママ」という指示を入れます。

トンボ

折って裁断する際の目安になる線。

紙媒体の場合はよく使用する用語です。

ナ行

ノド

こちらも紙媒体限定の用語。

本の内側の閉じ部分のこと。

反対側の開いた部分は「小口」

豆知識ですが、デザインの基礎としてノド向きの写真を選ぶと安定するといわれています。

ノンブル

ページ番号のこと。

これも紙限定に近い用語ですが、紙媒体で仕事をするならぜひ覚えましょう。

ハ行

開く

漢字をひらがなに直すこと。

この用語はめっちゃ使います。ちなみに、ひらがなから漢字に直す際は「閉じる」。わが社では「閉じる」はあまり使いません。いろんな漢字があるからなのか…。理由は分かりません(笑)。

ラ行

ラフ

デザインの指示書。

現場によってはサムネ(サムネイル)、絵コンテと呼ばれたりもします。漫画編集者だとコマ割りを決めるために書く下書きをネームといったりします。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、本当によく使われるものだけをピックアップしてみました。会話でいきなり出てくると面食らうので、しっかりと覚えましょう。

教育システムがしっかりしている大企業は別ですが、中小だとまともに教えてくれないですからね…。とりあえず今回挙げた用語だけ覚えておけば紙媒体では基本問題ありません。それ以上のことは出てきた都度調べれば事足りるかと思います。

この機会に紙で使う編集用語をマスターして、紙媒体の仕事をゲットしてみてください!

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