文章を書く際、必ず校正をしていますか?
LINEで恋人に愛を語るとき
Twitterで仕事の愚痴をこぼすとき
取引先にメールを送るとき
昨今はコミュニケーションツールが発達して、文章を書く機会が急激に増えているにも関わらず、きちんと自分の書いた文章を見直しているという人は減ってきていると思います。
一応、編集者の自分は「どんな文であれ校正をする癖」をつけています。
自分の思いや考えをうまく文にまとめるのは意外と難しいし、その時の思い込みで間違ったことを書くことも多いですから…。
「校正なんかしないよ」という皆さん、これを機に必ず校正をする癖をつけてください!
なぜなら理由はただ一つ。
プロでも複数回にかけて文章を校正しているから
この事実から目を背けてはいけません。
プロでも校正をしているという事実

世の中に出回っているニュースメディアや出版物に関して、校正をせずに公開しているものは基本的にありません。
なぜなら、誰の文章にも誤字・脱字は存在する可能性があるから。だから何度も推敲します。文章を扱うプロでもミスするのに、素人が校正をしないという選択していいでしょうか?
…僕は怖くて、絶対にその選択肢をえらべません。
自分の文章を今一度見直してみて

「文章のプロじゃないから…」という人も最近書いた文章を試しに見直してみてください(
できれば長文)。
誤字はありませんか?
おかしな表現はありませんか?
一つでも見つかったという人は、校正をすればそのミスが防げたはずです。
もちろん、校正をすれば誤字や脱字が必ずなくなるわけではありません。
でも、仮に校正後に間違えが発覚したとしても、それは自分では気付きにくいミス、または自分に知識がなく起きた可能性が高い。その場合は、仕方ないと思い諦めがつくじゃないですか。とにかく、目に見えるミスをなくすためには校正が必須です。
大切なのは「2割の力で8割のミスを防ぐ」こと

校正の際に、「100%ミスをしない」という意気込みで臨むのもおすすめしません。ミスの8割くらいをカバーするつもりで取り組んでみましょう(2割くらいの力の入れ方で苦も無く対応できるはずです)。
文章を見直す癖がない人は騙されたと思って一度試してみてください。きっと、何ヵ所も直しが入るはずですよ。
オススメの方法は…

ちなみに、一番おすすめの方法は、
文章を複数の人に校閲してもらい、自分でも複数回、時間を空けて読み直すこと。
流石にラブレターなどを他人に見せるのはどうかと思いますので、時と場合によってその辺りは柔軟に対応しましょう!
会社員だと、上司へ送る謝罪メールに
「今朝は不手際があり誠に申し訳ございません。以後、気をつけますん」
って送る回数が減りますよ!
まとめ&おまけ

どんな人でも、文章を作る際は必ず校正を行ってください!
癖付けばそれほど大変なことではないですし、校正を重ねることでミスが格段に減ります。
ちなみに、なぜこの話題を取り上げようかと思ったかというと、Twitterの投稿で誤字を発見して2回も削除したからなんですけどね~(笑)
P.S.この記事は1月に推敲済み。校正って大事だと改めて思いました。
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